全国選りすぐりマーケット　vol.3 にゃんともニャンズマーケット

■宇多天皇いわく「うちの黒猫、黒龍みたいにかっこいい」！？

日本人はいつから猫と暮らすようになったのでしょう？
近年の研究により、弥生時代にはツシマヤマネコのような野生ではなく、イエネコを飼っていたということが判明しました。なんと2000年以上も前からの付き合いということになります。

「源氏物語」では光源氏の正妻・女三の宮が飼い猫によって大きく運命を動かされます。浮世絵でもたびたびコミカルな姿の猫が描かれています。平安時代の宇多天皇の日記にも、黒猫を溺愛していた描写が残されています。「その毛色、類はず愛しき云々」「恰も雲上の黒龍の如し」等々、その猫ばかっぷりに親近感がわいてしまいます。

令和を迎えた現在、猫と人との生活もずいぶんと変わりました。
昭和では「ねこまんま」という言葉が示すように、エサは残飯が定番でしたが、今は猫の健康を考えたペットフードが主流。結果、平均寿命が延び、20歳を超える子も珍しくなくなりました。飼い猫はワクチンで病気を防げる上、喧嘩によるケガが少なく、野良猫に比べて寿命が倍近いとの発表もあります。

ペットを飼っていない人でも、「犬猫の殺処分ゼロ運動」や「犬猫のマイクロチップ装着義務化」等のニュースを耳にしたことがあるのでは？
野良や飼育放棄された不幸な猫も、愛情を注いできちんと飼育すれば、幸せな一生を過ごすことが出来る。
「にゃんともニャンズマーケット」も、保護猫活動を応援する団体のひとつです。

■コンセプトは「すべての猫と猫好きに幸せを」

「にゃんともニャンズマーケット」、通称”ニャンズマーケット”は、猫グッズ即売会＆猫の里親会。
クラフト作家をはじめ沢山の出店者が、見るもめろめろな猫グッズを展示販売しています。公式サイトの出店者情報ページにはバッグや食器、お菓子にアクセサリー、猫の首輪や猫用おもちゃetc、「こんなグッズまであるの！？」と驚くほど可愛い猫グッズの写真がいっぱい！　行きたいお店を事前にチェックできます。ワークショップブースでは自分だけのオリジナルアイテムを作ることも。我が家の愛猫が可愛いグッズになっちゃいます。

同時に開催している里親会では、猫ちゃん達が新しい家族を待っています。出会いは一期一会。猫との暮らしを考えている方は、彼らに会いに行ってみては？
また、里親会の物販コーナーでは売上を全額保護猫の活動資金に充てているため、可愛いグッズを購入することが猫ちゃんと里親会さんの応援にもつながります。

ほかにも景品がもらえるシールラリー……ではなく「シールニャリー」や、我が家のにゃんこをお披露目しちゃう「猫フォト自慢コーナー」も。
猫グッズを作っている作家さんも、猫グッズを買いに来るお客さんも、猫好きさんばかりが集まるから交流も弾みます。
見渡せど猫・猫・猫！の、猫好きにはたまらない空間で、猫愛を満喫できちゃいますよ。
出展申し込み締め切りは2019年8月1日（木）まで。

※詳細は公式サイトをご覧ください
>>にゃんともニャンズマーケット

◆WEB版フリマガイドの情報ページはこちら◆
>>京セラドーム大阪「にゃんともニャンズマーケット」開催情報